明石海峡大橋(愛称=パールブリッジ)―神戸市垂水区舞子 淡路島の津名郡淡路町松帆―
昭和63年(1988)5月に着工し、約10年の歳月を要し、平成10年4月に開通。淡路と四国が陸続きとなり、人と文化・経済の交流拠点として大きく発展することが期待された。
明石海峡大橋の建設には、延べ200万人、ピーク時には1日1,000名が実働した。幸い死亡災害事故が0件であったことは、特筆すべき偉業であると思われる。
明石海峡大橋は、世界一長い吊橋で、主塔間は1,991mである。2位はデンマークのクレートベルトで東道路橋1,624m、3位はイギリスのハンバー橋で1,410mである。
橋の長さ3,911m、主塔の高さは、海面から橋桁まで約65m、高さ297m(東京タワーとほぼ同じ高さ)である。主塔を支えているケーソンは直径80m、高さ約65m、円筒型構造物で海底に固定している。

明石海峡大橋
メインケーブルは直径5.23mmの素線127本を束ねたストランドを290本まとめて直径1.12mのケーブルにしてある。メインケーブルを引きとめているセメントの塊は高さ52m、142万立方メートル、重さ35万トンで支える。風と地震に耐える構造は秒速80mの超大型台風にも、マグニチュード8.5の地震にも耐える設計をしている。(参考=阪神淡路大震災はマグニチュード7.2)
平成17年1月17日早朝の阪神淡路大震災の影響は、神戸側のアンカレイジを基準にすると神戸側にほとんど変位していない。淡路島側の主塔基礎が1.3m、アンカレイジが1.4m西方にそれぞれ変位した。このため主塔間の距離が約80cm長くなり、淡路島側の主塔とアンカレイジの距離が30cm程計画より長くなった。
震災の影響で工法を一部変更し工期に若干の影響があった。
現在は日没から24時までメインケーブルに設置してある照明装置(電灯1,084個)で、年間を通じて20種類以上のライトアップ、7色に変化するなど工夫があり、美しく楽しい一時が過せる。

明石海峡大橋 橋の科学館
「橋の科学館」(有料)では明石海峡大橋の資料を展示しています。
| 近郊の見所 | 移情閣 |
|---|---|
| 舞子砲台跡 | |
| 交通 | JR 「舞子駅」・山陽電鉄「舞子公園駅」から南5分(国道2号線南側) |
文:吉崎 敏男





































