移情閣(孫中山記念館)― 神戸市垂水区東舞子町 ―
移情閣 移情閣の名で知られた孫中山記念館。明石海峡大橋の東側に三層の楼閣を持つ洋館。六角堂とも八角堂ともいわれている。実際は正八角形の三階建。
大正4年に実業家として活躍した、呉錦堂が建てた別荘で当初「松海荘」でした。呉錦堂は中国の出身で明治18年に来日し行商をしながら蓄財し、貿易を始め苦難の末に成功し関西財界の大立て者になり、多くの社会事業に貢献した人物。孫中山は中国の思想家、孫文のことで、孫文が大正2年3月に来神の際、神戸で活躍した中国人財界有志の開いた昼食会に招かれここを訪れたことから、孫中山記念館として公開されるようになった。
付近の景色 その後、三層の楼閣「移情閣」は大正4年に増築され主に応接用に使用された。
平成6年までは現在地から北東約200mの浜辺にあり、明石海峡大橋の工事に伴い一時解体され、平成12年に現地に移転復元された。解体前年の平成5年に県重文に指定、解体移築後平成13年に国・県・指定重要文化財に指定された珍しい建物である。楼閣の八方に窓が開き、それぞれの景色が変わるのが楽しみだ。孫文が自筆した「天下為公」の碑が邸内にある。
※舞子公園内 JR「舞子駅」・山陽電鉄 「舞子公園駅」から南へ5分
| 近郊の見所 | 舞子砲台跡 明石海峡大橋 |
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文:吉崎 敏男





































