山田錦(酒米)― 神戸市北区 ―
全国に名高い「灘の酒」は、六甲の清らかな涌き水と播州で育った「山田錦」から産まれる。杜氏の高い技術が、ふくいくたる香りの「灘の酒」を支えている。

「山田錦」の主な産地は、神戸市北区とその周辺地域である。この地域の土壌は山田錦に適した粘質土のため、粒張りが良く、心白の鮮明な酒米が収穫できる。
兵庫県の酒米品種の育成は、古くは明治27年から始まった。酒米として有名な「山田錦」は、大正12年に兵庫県立農事試験場の技手、西海重治氏の交配によ り誕生、昭和11年には、県の奨励品種として選ばれた。以来60有余年に渡りそのブランドを誇りながら、絶えることなく栽培され続けている。

そして今も「山田錦」は酒米として、生産者の長年の努力に支えられ、全国にその名声を轟かせている。それは、毎年行われる全国新酒鑑評会の出品酒のほとんどが、「山田錦」を使用していることからも明らかだ。
「山田錦」は兵庫の誇る酒米である。
文:堀内 昭
| 関連サイト | 明解!灘の酒大学2000 第2回 |
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