多聞寺― 垂水区 ―

天台宗吉祥山多聞寺と呼ばれている。 貞観2年(860年)ごろ、清和天皇の命により慈覚大師が毘沙門天を安置したのが始まりだとされている。
戦国時代の終りには羽柴秀吉が三木城を拠点とした毛利方の別所氏を攻めた際戦火により焼失した。他、度々の火災に遭い、正徳2年〈1712年〉に再建された。

本堂には阿弥陀如来坐像、日光菩薩像、月光菩薩像があり、平安時代の作で国の指定重要文化財となっている。多聞寺の仁王門は本堂の南400mあったことから、寺の広さが想像できる。当時は現在の多聞会館前にあり、村の入口として貴重な存在であった。
昭和12年に現在の場所に移設され、平成元年に修理再建された。 現在の多聞台・神陵台・西脇の住宅地一帯は当事多聞村と呼ばれ、多聞寺の名を由来とし、寺を中心に60戸程の村落であった。
現在の多聞寺は「新・こうべ花の名所50選」に選ばれ、カキツバタの名所となっている。境内の心字池では、5月の中旬五千株のカキツバタが満開、訪れる人も多い。
毎年1月5日に「鬼追い式」5月第2日曜日に観花会法要と野点席茶会の催しがある。
市バス・山陽バス・舞子駅前54系統「多聞寺前」下車すぐ。
文:吉崎 敏雄
| 関連サイト | 垂水区 主な史跡 名所 |
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| 開門時間 | 夏5:00~17:00 冬5:00~16:30 |
| 電話 | 078-782-4445 |





































