松尾稲荷神社のビリケンさん― 神戸市兵庫区東出町 ―


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松尾稲荷にビリケンさんが奉られてる。有名な通天閣のビリケンさんは足をさすってお祈りするが、ここでは、頭や顔を触ってお祈りする。
大正時代に元町の洋食屋さんが客寄せに店頭に置いたのだが、ビリケンさんだけ人気が出て、お客はさっぱりだったため、処分に困って神社に引き取ってもらったそうだ。
尖った頭と大きな口を持つ独特のお顔は、多くの方にさすられて黒光りしている。右手に打出の小槌、左手に珠を持っておられる。この珠、お金を入れるところがあり、お賽銭を入れると奥のほうで「ちゃりん」と音がする。大黒さんを思わせるように米俵の上に鎮座されている。
このビリケンさんは踊りが得意で、ある人の枕もとに立ち「舞を踊ってしんぜよう」と夢の中で華麗に舞い踊ったという話が伝えられている。地元の方々に松福大神として愛され、赤い涎掛けが幾重にもかけられている。
![]() 松尾稲荷神社 |
天井が真っ黒に煤けて、昼間でも暗い中で、真っ赤なちょうちんがズラーとぶら下がってる。お稲荷さんが、各方面から奉納され圧倒される。しかも真っ赤な蝋燭や大きな線香立て、壁に掛かったアンティークの注意札、古いベンチなどがあり、この神社はかなり個性的です。国道2号線から少し離れた静かな佇まいで、松尾稲荷は不思議なムードに浸れる一角。なお、ビリケンさんは神殿左の奥の方にいらっしゃる。おみやげもいろいろあるので、ぜひ。 |





























